保護犬を迎えたら生活が180°変わった?リアルに大変な点正直に答えます!

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保護犬との生活は皆様想像つきますでしょうか?私は、犬を何度か飼ったことがあったのでその生活を想像していました。しかし、実際は保護犬特有の良かったことや大変だった面がありました。保護犬との生活のリアル大公開です。批判殺到かもしれないですが、正直な本音です。本記事では、その内容について解説していきたいと思います。

 

 

 

保護犬を迎えたいと考えている方に知ってほしい情報だと考え、本音で書いています。「なんだって可愛いからなんだって大丈夫!」と言いたいですが、普段の家事や買い物、仕事などに加えてお世話の手間やお金は確実にかかります

犬も1つの大切な命を持っているこそ、保護犬を迎える前に心にとどめていただきたい内容です。(もちろん、可愛いからなんだって嫌などと感じず、嬉しいのも、本音ですがね笑)

 

犬中心の生活に変わった

犬を家に迎えると、一番変わるのは、家の雰囲気や生活のルーティンです。毎日起きて自身のご飯を用意していたのを、プラスで犬のご飯したり、歯磨きは自身の分だけでなく、犬の歯も磨いたりといろいろ変わりました。犬中心の生活はどのようなものなのかも合わせてみていきます。

 

家族が増えて良かった点

良かったの面としては以下が挙げられます。

家で笑顔が増えた

家で一人いても、笑顔になることは少ないですが、犬がいるとニッコリついしてしまいます。犬が面白いことをしてつい笑ってしまうことがありますが、筆者の場合は、犬に笑顔を見てほしいというのもありつい笑顔になってしまいます。おかげで、顔周りが痩せました(笑)

家で独り言が増えて陽気になった

この点も一人ではなかなかないですが、つい、犬に喋りかけてしまい独り言が多くなります。不思議とこれがさみしくないんですよね。逆に、さみしさが薄れるようになりました。なんなら、犬の可愛さから、ついテンションが上がって陽気になってしまうこともあります。

帰ると犬が待ってくれているため、家に帰る理由が出来た

仕事から帰って、一人晩御飯の用意して、黙々と食べる…ということが無くなりました。家に帰ったら「ただいま~」と犬に挨拶して、ご飯の際は犬を眺めながら食事をするという状態が増えました。幸せです。

名前を呼んだら反応してくれる

名前を呼ぶと、うれしそうな顔でこっちを向いてくれるため、うれしくなって名前を連続で呼んでみたり、何もないときに呼んでみたりしてしまいます。一人で楽しいです。

すれ違う人とあいさつするようになった

散歩に行けば、知らない人でもすれ違えば、「こんにちは~」と挨拶するようになりました。犬を飼う前は、外にいて誰かと話したり、話しかけられたりということがなかったのですが、自然と増えていきます。少し社交性が養われたような気がしますし、普段話さないような人と話すことも、散歩の際の楽しみの一つです。

犬友達が増えた

散歩中にすれ違った人もそうですが、職場や従来の友人なども含め、犬を飼っている人とは共通の話題が出来て、話が盛り上がりやすくなりました。そのため、自然と犬関連の友達が増え、年齢が違っても、性別が違っても、可愛いものは可愛いですから、話は尽きません。

散歩に行くようになり痩せた

休日は1時間ほど、平日は行ける日に十数分散歩してあげたところ、運動量が増えたからか、2キロほど体重が落ちていきました

 二人以上で暮らしている際に衝突が減った

二人以上で暮らしていると、つい意見が衝突し、喧嘩することもあるかもしれませんが、犬を飼うと喧嘩が少なくなりました。日々の犬という共通の話題が尽きないので話すことが増えましたし、散歩にみんなで出かけて歩きながらコミュニケーションをとる時間が増えたことなどのおかげだと思います。

その他

  • 在宅ワークがパラダイス
  • 作業中に膝に乗ってくれる
  • 可愛い生き物がずっといる
  • モフモフをなでる幸せ
  • お世話をしてあげる幸せ

 

   等

   :

挙げればきりがないので、とりあえずこの辺にしておきます。

 

保護犬におけるプラスアルファで良かったこと

本当にここもたくさんありますが、実際に感じたものを挙げていきます。

臆病な子が、出来なかったことが色々できるようになる

保護犬の中には様々な性格の子がいますが、臆病な場合があります。その際になんでも音や物にびっくりしたり、何をするにも、否定する子がおります。こうなると、小屋から一歩も出ず、この時はしつけも難しいです。過去にいろいろあったのかなと考えを巡らせてしまいます。

ただ、これは生活に慣れてくると改善されていきます。徐々にその子の素が見えるようになり、面白いです。小屋から全く出てこなかったのが、ある日小屋に行くと、突然そこら辺を歩いていたり、膝に乗ってきたりと飼い主としては、非常にびっくりします。また、しつけに関しても、教えてないのに「マテ」や「ツケ」などが自然にできるようになったりと、成長速度に驚かされます

この成長の姿が本当に、素晴らしいです。短い期間でも大きな変化があり、その子の生命力を感じることができます

怖がりな子が心を開いて甘えたりするようになる

上記と少しかぶるのですが、保護犬は甘えることを知らない子がいます。人間に慣れておらず接し方が分からないと、寄ってこないこともよくありました。しかし、慣れてくると、ある日突然なでるのを止めたときに、足を使って、もっと撫でてと要求してくるようになりました。甘え方を知らなかった子が、その時精一杯の表現で甘える姿は健気で、萌えます

知らなかった楽しいことを知ってハマる姿が可愛い

保護犬の中には、おもちゃ、肉、散歩など知らない子がいます。そんな子が、保護されて、初めての「いいもの」に触れる機会ができるのです。はじめは興味がなさそうにしますが、楽しさを知れば、ドはまりです。そんな時、普段おとなしい子が急にテンションが爆上げになり、飛び跳ねたり喜んだりする姿は非常に可愛いです。長い間、このことを知れなかったのだと考えると、つらかったねと思ってしまうことも多々あります。そのため、いろいろなことを知ってもらおうと様々なことにチャレンジ楽しさがあります。

無表情から表情が明るくなる姿に心打たれる

家に迎えてからは恐怖や緊張でこわばった顔になりがちですが、慣れてくると、笑ってる?というほど笑顔になるくらい顔の筋肉が緩みます。写真など見返せばよく分かりますが、犬にも感情があることを改めて感じ、命の尊さを考えさせられます

ペット業界に対する事実を知ることが出来た

正直、保護犬をもらうまでは、子犬のいるペットショップへ行って「子犬って可愛い」と愛でていました。また、今飼っているペットの親はどんな子な子だったのだろう?よく似ているのかな?とフラフラなクッションで寝ている犬を想像したり、どんな生活をして生きてきた子なのかなと毛を綺麗に手入れされたような子を想像していましたが、今は違うとわかります。

保護犬の子の多くは、繁殖の引退犬です。ブリーダーによって、生活環境はさまざまで、外に野放し状態の子もいれば、毛玉やフンを体中についたままでもそのままだったりと劣悪な環境で繁殖のための親として生活している子がいます。そういうところへ行ってみると、非常に犬臭く、鼻に残って忘れがたい景色です。

ペット業界はいわばそのような繁殖があって成り立っているようなものですから、否定するわけではないですが、受け入れがたい事実があります。そのため、ペットに対する考えが変わりました。

 

保護犬の中には色々つらい経験をしたり、嫌なことをさせられたり、人が怖かったりと、性格が臆病になったりする子がいます。そんな子が日に日に心を開いていく姿は健気で非常に愛らしいです。それだけでなく、やりがいまで感じてしまうことも。今ではすっかり生きがいの一つにです

 

覚悟すべき大変な点

正直ない!と言いたいところですが、大変なことは勿論あります。正直に答えますと以下の手間が増えたことです。

  • ご飯の用意や好みのご飯を選ぶ必要が出た
  • トイレの交換や大の処理をする必要が出た
  • 歯磨き・ブラッシングを毎日する必要が出た
  • シャンプー、爪切りや足裏の毛をカットを慣れないながらする必要が出た

保護犬だからと言ったマイナスというよりは、ペットを飼うことにより世話の手間が増えるといった点で大変さを感じました。これらはどのような犬を迎えても発生する必須の世話や手間ですので、覚悟しておきましょう

 

うちの子だけかもしれませんが…

感情表現に波がある

時々、感情表現が少なく、何を考えているか分からない時が良くあります。来た頃よりはマシにはなりましたが、おやつをあげても無表情で尻尾も降らず食べて、おいしいのかどうかは不明ですが、よく食べるので、好きだそうです(笑)また、散歩に行っても、「こんなおとなしい、ぬいぐるみみたいな犬初めて見た!」といわれるほど、余裕綽綽としています。「犬は尻尾を振ってなでて欲しそうににする」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、うちの子は、無表情で棒立ちです…(笑)

 

散歩も独特 

散歩では、犬の散歩といえば、ぐいぐい引っ張って楽しそうにクンクンするやつでしょ!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、うちの子は前を進んで歩くことはあまり、ありません(笑)ぱっと見た感じ、正直、楽しそうではありません(笑)我が家では、散歩といえば、犬を「こっちだよ!」と誘導しながらゆっくり歩くことが多いです。ほかの人からは、「老犬みたい」といわれるほどゆっくり歩きます。前の人をぬかすことは少ないです。本人(犬)は散歩が好きなようで帰りたくないと最近は踏ん張るようになったので、散歩が好きなようです(可愛い)。

 

買い物や費用に関して

良かった点

  • 犬グッズを見たり買ったりする楽しさが増えた
  • 犬に服を着せておしゃれを楽しむ
  • 通販で服を選ぶのが楽しい

 

犬の服は、人間の服よりも安く、デザインも可愛いため、つい通販で色々見てしまいます。実際に着せても、普段と違う様子を見ることができるので、新鮮で可愛いです。

 

覚悟すべき出費

  • 病院や餌、犬の保険などコンスタントにかかる費用が増えた
  • 自分の服より犬のグッズを買うようになった
  • 犬のためなら財布のひもが緩くなる

 

犬のグッズに対して、非常に財布のひもが緩くなります。犬の服もそうですが、次々試してみたくなってしまい、使わないものの山が出来たりしてしまったりします(笑)

また、病院の費用は掛かると覚悟しておいたほうが良いです。また、餌やペットシーツ等定期的に必ず買わなければならないものがありますが、塵も積もれば山となるといいますが、少しずつ、費用がかさんできます。かくごしておいたほうが良いでしょう。

 

保護犬における覚悟すべき出費

  • 思ったより病気などの治療の費用が掛かった
  • 病気の心配をする必要がある

保護犬を迎えるにあたって、金銭面でも大変さが存在します。というのも、年齢がある程度成長した保護犬が多いので、年齢が高いということは、病気等になる可能性は増えていくということです。子犬から買うわけではなく、ある程度年齢が上の犬ですし、今までの過去を知らないため、嘔吐や食事を食べないなどの不安になる事態があった際に、動物病院に行くかどうか迷います。 そんな時に相談に乗ってくれるのが、動物病院です。行きたいときに行くことができるよう、治療費の確保などはしておくのが賢明です。病気などにかかってもいつでも病院へ行けるように、金銭的な面を考えて保護するようにしましょう。

 

旅行や外出に関して

良かった点

  • 一緒に散歩に出かけたり、自然を楽しむ時間が増えた
  • 旅行などにいっしょに行けるようになった

良かった点といえば、一緒に散歩に出かけることが多くなったので、自然を楽しむ時間が増えました。また、旅行にも一緒に行くことができて、普段できなかった経験ができるようになりました。

 大変な点

  • 旅行などは短い期間が多くなった
  • 旅行でペットホテルにかかる費用も増えた
  • 犬と一緒に出掛けても、お店に入ることができず、困ることに気が付いた

しかし、旅行ができるといっての、長い外出はやはり、しにくくなります。さらに、ホテルなどを利用することで以前の旅行よりも費用がかさばります。このような点は以下の記事にて解説していますので、そちらをご覧ください。 

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まとめ

 保護犬を家に迎えてから、生活ががらりと変わってしまいました。色々楽しいうれしことがありますが、大変なことももちろんあります

そのため、どのような状況になっても、家に迎えた子の一生を支えることを前提として、迎えなければなりません。手間は勿論、金銭的な面もそうです。保護犬と暮らしていくにも、餌や世話のグッズの費用などもですが、治療費などもかかってきます。保護に出された時点で年齢が上がっていたり、避妊手術をしていなかったりと病気にになる確率はゼロではありません。

このような点を覚悟して、保護犬と生活を送ることを決めると、よりお互いが幸せに過ごすことができると思います。保護犬も個性があって非常に愛らしいです。いとおしい存在でもあります。ぜひ保護犬を迎えることを検討してみてください。ご拝読ありがとうございました。

 

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