保護犬≪臆病?怖がり?懐かない?≫うちの子はこんな性格!

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保護犬と聞いて、皆様はどのような性格を思い浮かべられるでしょうか。個性によって、様々な性格がいますが、保護犬特有だなと感じることが良くあります。そのため、今回、保護犬にはこんな性格の子もいるんだよということを知ってもらうために、うちの子の性格をご紹介します!あくまでも、これは今飼っている保護犬と、今まで飼っていた犬との比較ですので、ご参考までに。

 

この記事はこんな人におススメ!

保護犬をもらおうと考えている方

保護犬をもらって性格などでお悩みの方

 

この記事を読めば、

保護犬に独特の性格を知ることができます。

保護犬を迎えて数か月で、どう変化したかを知ることができます

 

 

 

 散歩編

初めての散歩は歩けなかった

おうちに来て、初めて散歩に連れて行った日、まったく歩かず、ずっとお座りしていました。保護される前に、ハーネスをつけて散歩したことなどなかったのでしょう。

散歩の練習を何度かした後、1mほどであれば歩けるようになりました。しかし、それ以上になれば、歩きたくないとリードを引っ張って歩きませんでした。

過去飼ってた犬は、芝生を匂うことがすごく好きだったので、芝生だと歩くかも…と一縷の望みをかけて、ピクニックをしに行きました。

芝生に降り立って、はじめはびくびくしていましたが、徐々に慣れてきて、一人でクンクン回りのにおいをかぐようになりました。そのまま、後ろをついていくと、気づかず歩き続け、散歩ができるようになりました。

 

散歩で先導を歩かない

散歩では、引っ張って先導を行くことありません。散歩を初めて、5分くらいは、うきうきしていますが、その後は、後ろをゆっくりついてくるようになります。これが、ペースがすごくゆっくりで、どんどん後ろからくる散歩する人にどんどん抜かされます。

 

動けば歩くし、止まれば止まる

散歩中は私の様子をチラチラ見ながら、歩いています。うちの保護犬は、かなりマイペースですけど、いつも私に合わせてくれます。早く歩くと、ついてこれないようですが、ゆっくりの中でもペースを合わせて歩いてくれています。赤信号で止まれば、犬も止まるし、歩き始めたら、歩き始めます。ただ、こちらの様子を見すぎて、良く柵にぶつかってます。

 

でも、実は散歩好き

かといって帰りたくないらしく、帰路に向かっていると、普段でも遅いのに、さらに足取りが遅くなります。最後はいつも、お座りしてボイコットです。「顔はキラキラして、まだ帰りたくないよ!」と言っています。逆側に歩けばルンルン楽しそうに(ゆっくりですが)歩いてます。

 

犬の挨拶は、意外と自分から行けちゃう

挨拶が好きな見たいで、怖がる様子なく、どのような子にも寄って行ってしまいます。けど、あっさり挨拶を終えられてしまうと、物足りなさそうに、こっちを見てきます。逆に、さっぱり挨拶を終わらせてしまうこともあります。犬にも、相性があるようですね。自分から、どんどん挨拶をしていくその姿で涙です。

 

食べ物編

おやつは喜ばない

おやつを目の前に出しても、目がキラキラすることありません。差し出しても、気が向かなければ食べません。

 

うちの子はご褒美おやつが効きません

しつけでよく見るのは、上手にできたらおやつをあげて、褒めてあげる!が流れですが、うちの子はおやつで喜ばないので、褒め褒め攻撃が効きません…(笑)そのため、しつけがなかなか思うようにいかないです。

 

ご飯は喜ばないし、残す

ご飯も喜びません。なんなら、残します(笑)そのため、おうちに迎えた頃から細いのですが、なかなか体重が増えません。

 

唯一、チュールは大好き

これも、気分によって食べない日はありますが、チュールは食いつきが良いです。おやつを食べなくなっても、チュールは少しの間、有効な褒めツールです。

 

肉は大好き、野菜や果物は嫌い

肉を味付けする前の状態で焼いてあげると、チュールよりもさらに食いつきが良いです。かといって、野菜や果物は嫌いなようでまったく食べないです(笑)子供のようで愛らしいです。慣れないのもあり、あまり好きではないようです。

 

性格編

家に来たときは、ずっとおうちから出られなかった

来た時からずっと怖がりで、保護するときも、保護所の隅っこでずっと一人で座っていました。すごく受け身で、おとなしい子だなと思っていました。

家に来てからは、お皿がぶつかり合う音でさえびっくりしたり、しゃべる声でも驚いている様子でした。それから、数か月単位で徐々に家から出られるようになり、今では一人で歩き回ってそこらへんで寝ています。音も聞き慣れたからか、反応せず寝てます(笑)筆者が移動するたび、近いところにも来て、休んでいます。

 

フローリングは大嫌い

フローリングにとどまることが嫌いなようで、ずっと、布の上を歩いています。移動する際も、布のある場所しか移動できないようで、悩んでいました。そんな時、フローリングの滑り止めワックスが効くと聞いて、試したところ、無事、前よりはフローリングを歩くようになりました。けど、たまに、気分で歩けなくなるみたいで、頑張れ~と応援しています。

 

もし、フローリングを歩くのが嫌だという子は、以下の記事も参考にしてみてください。対処法をご紹介しています。

hogoken.hatenablog.com

 

ぬいぐるみみたいに、動かない

我が家の子は、非常におとなしいです。はしゃぐことは、少ないですし、散歩中、人がなでようとしてくれた時も、無表情です(笑)そんな時、いつもかけられるのは、「こんなおとなしい犬見たことない」や、「ぬいぐるみみたい」という言葉です。こちら側も、「そうですよね~」と言わざるを得ないほど、おとなしいです(笑)

 

尻尾は通常時巻き付いたまま

おうちに来た頃から、尻尾がお尻の下にしまわれています。性格的に怖がりなところがあるようで、いつもおどおどしていました。しかし、慣れてきたある日、尻尾をピピピッと振るようになりました。それからは、細くて毛のない尻尾を左右に振るようになりました。今でも尻尾の毛は短いですが、その細く毛のない尻尾を振りながら、好きなことを楽しむ様子は、愛しいです。

 

初めは寄ってこないし、懐かなかった

正直、怖がりだった性格もあり、全然寄ってきませんでした。トイレもしないし、ご飯も進まず緊張していましたし、呼んでも無視でまったく懐いていませんでした。ただ、定期的に触れ合う時間を設け、一人になりたいときはそっとしてあげるという距離感を保っていたところ、懐くようになりました。名前を呼べば、尻尾を振り、楽しいときは、笑顔を見せてくれます。

 

家ですごく甘えた

実は、家では、すごく甘えたちゃんです。こちらが動く様子をじっと観察し、近くに寄れそうな場所では、ささっと走って寄ってきます。床に座っていると、膝に乗りたそうにします。乗っていいよといえば、膝に乗って、ぐったり体重を預けて甘えてきます。家に来たときは、甘えるのが下手で、撫でられてうれしいけど、まだ怖さがあったようでした。しかし、時間がたつにつれて、徐々に甘えたが増していきました。今ではべた甘です。

 

撫でてもらうの大好き

なでてもらうのは、すごく好きで、全身きっちり撫でてもらうのが好きなようです。手足は脇から足先まで、胴体は背中からお腹、足の裏まで、頭も耳の際から顎下まで、要求してきます。要求方法は、足をソッと手に乗せてきたり、鼻を手の間に押し付けてきます。要求方法が可愛くて負けてしまいます。

 

撫でてもらうためなら、家を駆けまわる

ご飯よりも、散歩よりも大好きなナデナデのためなら、すごい勢いで駆け寄ってきます。普段テンションが上がることがなく、外でもそんなに走っているの見たことないのに、凄いっと感動するほど、勢いよく走っています。嬉しい…。

 

しつけ編

しつけは怒られていると勘違いするみたい

すごく気を付けて、褒めたり、注意したりするのですが、その後は、なぜかどちらの対応でも、反省の顔をして、シュンとしてしまいます。そのため、もう、しつけはせず、一緒の時間を楽しむようにしています。そうすると自分自身はしつけしないとという肩の荷がおり、犬もどんどん生活に慣れてきました。

 

しつけはしなくても覚えてくれた

勿論失敗することも多いですが、しつけはしていなくても、少しずつ覚えていきました。散歩での掛け声や、待て、ハウス、おいで、降りて等様々なことを教えていませんが覚えていきました。

 

おもちゃは喜ばない

おもちゃで遊ぶかなと、いろいろな種類を買いそろえてみましたが、1つしか結局遊んでくれませんでした。悲しい…。唯一遊ぶのは、お菓子を挟むタイプです。遊ばない子でも、初めて遊ぶ皮切りになるといわれることがあり、選んだおもちゃです。本来の遊び方は、挟まったおもちゃを取ろうとするはずなのですが、我が家では、はみ出た部分だけ食べて、後は放置です…(笑)

 

トイレの成功率は、80%

トイレはおうちに来た頃から、かなりできます。初めのころは、飼い主側も不慣れなことがあって、失敗が続いてしまって、こちらも不注意でした。色々なことを注意するようになり、今ではほぼ失敗しません。失敗するのは、トイレが汚れているときが主で、その他おしりに大きいものが付いた状態で気づかず、歩き回ってしまった時です。惜しい!あともう少し、頑張れ!

 

筆者の前ではトイレしない

筆者がいると、トイレをしないです。部屋にいない時や、ほかの人がいるときではしているようで、悔しいです。実は、しなくなった心当たりはあります…。家で初めてトイレしようとした喜ばしい瞬間、トイレじゃない場所でしていたので、トイレに連れて行こうと抱っこしたからだと思います。

昔犬を飼っていた際に、そのようにして、トイレの場所を覚えてもらったから、大丈夫だろうと思ってやってしまったのです。しかし、我が子は、本当に怖がりでした…。きっとあれがもととなって、トイレを私の前ではしなくなったと考えています。 

 

歯磨き・爪切り・足バリ・肉球ケアでも身を預けてくる

やり始めた頃は、私自身慣れないことがあり、すべてうまくいかなかったのですが、定期的に続けていたら、すべて一人でこなせるようになりました。2・3か月でようやく犬も慣れてきたのか、もはや抵抗という言葉を忘れたように、身を預けてきます。そのおかげで、問題なくお手入れをしてあげることができています。

 

肉球がガサガサで、お困りの方は、是非以下の記事をご覧下さい。保護時はガサガサだった肉球が柔らかくフワフワになったので、その方法を解説しています。

hogoken.hatenablog.com

 

まとめ

保護犬においてもちろん、性格はそれぞれなので、すべての犬が効果といえば違います。やんちゃな子もいれば、人と接し方が分からず戸惑う子もいます。

この子の性格は、筆者自身も戸惑うほど、おとなしく、どう接すればよいか分からないほどでした。それも、すべて、時間が解決してくれました。犬の性格でなやんでいるかたも、誠実に、じっくり取り組めば、犬も応じてくれるようになります。

我が家の保護犬の性格は、ほんの一例ですが、これだけは言えます。今までの人(犬)生で知らないことが本当にたくさんあったんだなということです。何をするにも初めてで、赤ちゃんの用で本当にかわいいです。これから、今まで知らなかったような新しいこと、一緒に経験していこうと思います。保護犬をおうちに迎えてみてはいかがでしょうか。

 

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