保護犬の肉球がガサガサ!どうしたらフワフワに?ずっとこのまま?

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保護犬を迎えてびっくりしたことの一つといえば、足裏のガサガサ具合です。今まで知っていた犬の足裏との様子の違い用にどうしたらよいのだろうと悩んで色々調べて試したところ、1か月ほどで改善し、2か月ほどでふわふわになりました!

いかにフワフワとなるまで柔らかくなったのかを解説していきます。

 

 

保護犬のガサガサ足裏

保護犬の中には、足裏が非常にガサガサな子がいます。うちに迎えた保護犬も迎えた当時は足裏がガサガサでした。服などに当たればカサカサとなりましたし、触ればサンドペーパーを触っているかのような具合でした。水分を含んだ感じはなく、ぱさぱさとした印象もありました。

 

実際のガサガサ写真

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こちらの写真は、実際におうちへ来た頃の、足裏です。黒く、粉を拭いているような見た目です。触った感じもガサガサしていました。保護時は、足裏の毛が伸びており、足裏もカサカサだったため、フローリングでずっと滑っており、非常に歩きにくそうでした。

 

ガサガサ足裏の問題

足裏がガサガサの場合、以下のようなことで、犬は困ってします。

足裏で衝撃を吸収できない

ジャンプしたり、着地したりする際に、肉球は、クッションのような役割をしてくれます。ガサガサの場合、着地した際に、衝撃を吸収しにくく、足や膝に衝撃がかかってしまいます。

犬によっては、パテラになりやすかったり、骨が細く骨折など人間よりも簡単にしてしまいます。また、足だけでなく、腰にも負担がかかってしまうため、故障してしまわないように、肉球による衝撃の吸収は重要な役割です。

滑り止めの効果

肉球は、柔らかく、ふわふわしており、滑りやすいところや坂道で、ブレーキの役割を果たしてくれます。人間の指の場合でも、爪をテーブルにこすればするする動きますが、指の腹の場合は、摩擦係数が大きくなり滑りにくくなります。

犬の場合、足が滑ると、前の部分でも触れた、パテラなどを悪化させる可能性がありますので、注意です。

体温調整

犬は、汗をかかないのですが、唯一書くのが、鼻先と足の肉球です。犬は熱いところなど行くと、ハアハアと呼吸をし、熱を逃がしています。それでも間に合わない場合は、この汗腺などから熱を逃がすようになります。その時に、足裏から汗をかいていることが分かります。

また、緊張した時などにも足裏が湿ってくるなど、触ってわかるほどしっとりします。

 

ガサガサ足裏の原因

乾燥

化粧品のCMなどでガサガサお肌~と表現するように、乾燥すると、水分を保持できなくなり、ガサガサになります。

 

加齢

人間も同じですが、年齢が上がっていくほど、水分量が減少してしまいます。そのため、肉球がガサガサになります。

 

アスファルト

アスファルトは凹凸がたくさんあり、肉球に刺激を与えます。また、夏のアスファルトは非常に熱いです。人間は、足を靴で守っているため、アスファルトの熱を直接感じることはないですが、犬は素足で散歩に行きます。そのため、熱により水分が奪われ、ガサガサ足になてしまいます。

 

皮膚炎

炎症が原因で足裏の肉球がガサガサになることがあります。なめたり、かゆそうにしている場合は、病院で見てもらってください。

 

ガサガサ肉球が、フワフワ肉球に!

おうちに来て、いろいろなことを試してあげたところ、1か月ごろで徐々に柔らかくなり、2か月ほどでフワフワになりました。

 

実際のフワフワ写真

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こちらが、ふわふわ触感の肉球です。伝わりにくいのですが、しっとりしており、柔らかく、フローリングなどでは滑りにくくなりました。足裏のカットは、セルフで行っているため、おおざっぱです。毛をカットしてあげることでより滑りにくくなります。見た目では、ピンクの部分の範囲が増えました。全体にも、写真では分かりにくいのですが、うっすらピンクです。

 

フワフワのために何をしたのか

気を付けたことは、以下の項目です。

散歩では、芝生のあるところ優先

散歩でアスファルトは踏ませない!とまではいきませんが、長時間散歩をする際は、芝生のある所へ出かけて、散歩をしていました。

 

アルコールが含まれたシートは使わない

アルコールは、皮膚を乾燥しすぎたり、刺激が強かったりします。アルコール消毒をしすぎた手も乾燥するように、犬の肌はさらにデリケートですので、影響を受けやすいです。アルコールはなるべく使わないようにしてあげましょう。

 

お湯で足を洗わない

お湯も乾燥を招く原因の一つです。お湯で手を洗った際には、程よい油分までも洗い流してしまい、乾燥しやすいですが、犬も同じです。犬の肉球も皮脂によって保護されているので、洗いすぎないようにしましょう。

 

拭くときは、優しく拭いてあげる

上記でも触れましたが、犬の肉球も皮脂によって保護されています。ごしごし拭かず、優しく押し当てるようにして、ふき取ってあげましょう。

 

室内で過ごすようにする

外で過ごしている犬より、室内犬のほうが、肉球が柔らかいです。室内のほうがその分与えられる刺激が少なく、硬化しにくくなっています。

 

肉球クリームを塗る

肉球クリームは保湿成分が入ったクリームで、犬がなめてしまっても大丈夫なように作られています。さらに、塗っても、べたべたせず、床につくこともありません。

 

肉球クリームとは?

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使っていた肉球保湿クリームPANA-ZOO

こちらは実際に使っていた肉球クリームですが、肉球以外の部分にも塗っても毛が固まったりすることもなく、非常に使いやすかったです。バセリン等塗る方もいらっしゃるので、代用できるかもしれませんが、犬の口に入ったり、床がべたつくことを考えて、肉球クリームを使い始めました。

 

PANA-ZOO Paw Care Cream

無香料/ノンアルコール/ノンパラペン/植物エキス(ヒアルロン酸アロエベラ/12種類配合)

アスファルト、フローリングなどの”あらゆる足のダメージ”を軽減。においの元の雑菌もカット。説明書きは以下の写真で確認してください。

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肉球クリームの使い方

「日に数回、適量を清潔な皮膚や足裏に塗布し、よく伸ばしてください」とのことでした。筆者の場合は、歯磨きタイムの時にいっしょに塗っていました。鼻の頭も剥げていたので、ついでに塗り塗り。毛も生えてきました。

 

量は、指先をちょっとつけて伸ばしてあげるだけで十分伸びますので、つけすぎに注意です。

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肉球保湿クリームPANA-ZOO 中身

【動物用医薬部外品】 パナズー パウケアクリーム 60ml

 

まとめ

保護後の犬の中には、足裏の肉球がガサガサな子がいます。肉球のガサガサは、腰や足に負担を加えるため、そのままにせず、ガサガサになるようなことは避け、保湿クリームなどで保湿してあげるとしっとりと柔らかくなります。

フローリングでの滑りや、散歩やジャンプ時の衝撃の吸収の点で肉球は重要なため、しっかりケアしてあげましょう。

 

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